いまをいきる
寒い…とてつもなく寒い…
ふとエアコンのリモコンを見てみると
冷房27度の設定になっていることに気が付いた
27歳恋愛氷河期OLの管理人です。
「毎日が最後の一日だと思って2019年を生きるぞ!」と決意するも
恐ろしくいたずらに時が過ぎて行っています。どうしたもんか。
このままではあっという間におばあちゃんになってしまうのでは。
本当にやりたかったことをやらずに死を迎えるのではないか。
てか本当にやりたいことって何?探偵ナイトスクープの依頼人出演?
自分の本当にやりたいことってなんだっけと問いかけてくれる
「いまをいきる」という映画があります。
舞台はイギリス。とある高校教師(演:ロビンウィリアムズ)が赴任した高校は、いわゆるエリート学校。これがまたとんでもないくらい古い規則や固定概念で凝り固まった学校で私なら中退すると思いますが、在籍する生徒たちは、おかれた環境に疑問をもたずに、あるべき道をすすみ、そつなく卒業していきます。
卒業後は医者や学者になる若者たちなので、まっとうな人生のスタートをきるのですが、本当にそれで迷いはないのか、学生時代に思い残すことはないのかと絶えず教師が問いかけます。
古い映画にはなりますし、使い古されたテーマではありますが、不朽の名作と言われる理由は、映画をご覧いただけるとうなづけると思います。
学生の頃、こんな熱血教師が身近にいなくとも、主人公の学生と同じ気持ちを味わった大人がいるのではないでしょうか。
自分の人生なのに、大人や常識に縛り付けられて、生き方が選択できない。自分の人生なのに、一歩がふみだせない。はがゆさ、苛立ち、くやしさ、無力さ…そういうものがぎゅっと詰め込まれた映画になります。大人になった今でも同じ気持ちを持ち続けている人もいるはずです。
私自身も27歳という人生のターニングポイントをむかえ、自分がどう生きていきたいのか思い悩むことがあります。そんなとき、ふとこの映画のことを思い出すと、たとえ不満足でなくとも目の前にある道や今いる環境に疑問がわくこともあります。
この一年、これからの数年、数十年を生きるにあたって、人生を見つめなおすきっかけとなる映画なので、今年の一本目としておすすめさせていただきます。
寒い日が続きますが、皆様お体ご自愛ください。
OLゆか